こんにちは、Dextaです。
今回は、私が東南アジアで起業するに至った背景や、そのきっかけについて少し深くお話ししたいと思います。
サラリーマンとしての日々、そして海外へ
日本での社会人生活は、いわゆる「普通の会社員」としてのものでした。毎日満員電車に揺られ、ルーチンに追われる日々。それが当たり前だと思っていましたし、特別な不満があったわけでもありません。
けれど、心のどこかでは「このままでいいのだろうか?」「定年まで何十年もこの生活が続くのか?」といった漠然とした不安が、常に胸の中にありました。
そんなとき、知人から「東南アジアで人材を探している日系企業がある」と声をかけられたのです。
思い立ったが吉日。私は会社を辞め、深く考えることもなく、勢いだけで東南アジアへ飛び立ちました。
現地での10年超の会社員経験
最初は右も左も分からない状態でしたが、現地の日系企業で働きながら、その土地の言葉・文化・商習慣を少しずつ学んでいきました。
10年以上、現地法人でさまざまなポジションを経験する中で、製造現場や品質管理はもちろん、最終的には経営にも一部参画させてもらうことができ、実践的なノウハウを蓄積することができました。
また、現地で築いた人脈も非常に貴重な財産です。ビジネスをする上で必要な信頼関係や現地ネットワークは、一朝一夕では築けません。その意味でも、この10年間の経験は、起業への大きな自信と土台になったと感じています。
起業の決断と、その後ろ盾
会社員として働く中で、「自分ならこうやってみたい」「もっとこうすれば現地の社員に喜ばれる会社になるのでは」といった思いが、日々の業務を通じて少しずつ膨らんでいきました。
そしてあるタイミングで、「自分の力でゼロから形にしてみたい」と本気で考えるようになったのです。
もちろん、起業にはリスクが伴います。でも、10年以上の現場経験と、現地で知り合ったバイヤーやサプライヤー、業界関係者といった信頼できる人たちとのつながりが、自分の背中を強く押してくれました。
最終的には、そういった方々が起業時のパートナーや支援者となってくれました。
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まとめ
私が東南アジアで起業を決意した背景には、漠然とした理想や勢いだけでなく、10年以上にわたる現地での経験と人とのつながりの積み重ねがありました。
今後の記事では、実際にどのようにして開業資金を準備したのか、開業に至るまでにどんな壁にぶつかり、それをどう乗り越えてきたのかを、より具体的に紹介していきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
Dexta
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